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(2009.12.5 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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朝、自宅を出たときにはいい天気だったのですが、天気予報は午後から雨。10時過ぎに日の出乗馬倶楽部についたころには、なんだか本当に怪しげな雲行きになってきました。
わたしは半自馬(=基本は指導なしのフリー騎乗)なので、いつもは馬場が空く12時まで待って乗るのですが、今日は11時に小さい馬場(18×10mくらい)が空くようだったので、代表にお願いして11時から乗せてもらうことにしました。

いつもなら早飼いをもらえるはずの時間に馬繋場に出され、不満そうな顔のグレイトを馬装します。鞍傷に貼っていたキズパワーパッドはほとんどはがれていますが、残りを無理にはがそうとすると大暴れするので、いずれ自然にはがれるのを待つことにして、そのまま鞍を乗せます(鞍のほうにも鞍傷防止の細工がしてあるし)。
ちょうど馬装が終わったところで、通りかかったNくん先生に補助してもらって騎乗。小さい馬場に出てみると、これがまた見事に田んぼのような馬場。週半ばに降った大雨が、そのまま抜けずに残っているようです。
だいぶぐちゃぐちゃの地面を常歩で歩かせ始めると、割と楽にハミを取ってきました。これってもしかして、足下が悪いせいで馬が注意して歩くからかな? だとすればぬかるみの意外な功罪と言えそうです。

常歩で巻き乗り、半巻き、斜め横足と入れてから、蹄跡で肩内と腰内。蹄跡がとくに田んぼ状態なので、横運動は馬がイヤそうにしますが、できないわけじゃない。
20分ほど常歩をして、軽速歩に移行。先週あたりはなかなか調子が良かったんだけど、さすがにこのぬかるみでは前に出にくいみたいで、ときどきつまずいたりする。それで一番ぬかるみのひどいラインを外すと、使えるラインは輪乗りにしかならない。まあ、えんえん輪乗りしてれば馬はまとまりやすいだろうけど。
8の字乗りをすると、左手前では内側に入りたがり、右手前ではふくれたがるので、左から右への切り替えがどうもやりにくい。装蹄直後は調子が良かったのですが、たった2週間で調子が落ち始めるんだなぁ(装蹄のローテは5週間)。

常歩から駈歩にしてみると、やっぱりぬかるみで力がいるせいか止まりそうになり、脚を使うとぐーちゃんがポコンと跳ねました。跳ねる元気があるなら前に出んかい、と尻に鞭をくれると、もう一度跳ねようとしたので、今度はビシッと強めの鞭を入れたら、すぐにぺしょっとおとなしくなるぐーちゃん。一度は人を試すようなところがあるのですが、こっちが強く出るとすぐ[怒られちゃった…]とおとなしくなるのはかわいいところでもあります。でも怒られてヘコむくらいならやんなきゃいいのに(笑)。

ここのところ、駈歩から速歩にすると調子良くポンポン前に出ていたぐーちゃんですが、今日はさすがにぬかるみで出にくいらしい。鞍傷のことがあるので、しばらく速歩で座って推すのはやめているのですが、なんだかピリッとしないので少しだけ座ってみました。
するとやっぱり前に出やすいし、楽だわぁ。もともとずっとこっちの乗り方をしてきたということもありますが、ぐーちゃんも速歩のほうが前に出やすい馬(というか、そういう調教を受けてる馬)なんだよね。

駈歩も3ポイントでしばらくやったし、少し座って乗ったので、下馬してから少しヒヤヒヤしながら鞍を外してみると…新しい傷はできていませんでした。やった!
傷はほとんどふさがって、周りから毛が生えはじめているので、かなり快方に向かっているよう。この調子で、次は少しずつ背中の筋肉を戻す方向にもっていければな。

と、ぐーちゃんにかまけっぱなしですが、よく考えたら来週は八王子市民大会。ぐーちゃんは連れていきませんが、いくら貸与馬だからって、経路練習を一回もしてないのはどうなの、あたし。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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