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(2009.11.21 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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3連休の初日、いつものように日の出乗馬倶楽部へ。わたしの半自馬グレイトは、半自馬なのでわたしのいない日は倶楽部の馬として仕事をするのですが、いろいろあって先週に代表が、「グレイトはしばらく倶楽部の仕事はさせない」と決めたばかり。
そんなわけで先週の土曜日にわたしが乗ってから、まる1週間誰も乗っていなくて、週半ばに調馬索で回しただけだそうです。まあ、さすがに22歳ともなると、それで張るってこともないんだけど。
昨日(金曜)は装蹄だったのですが、ぐーちゃんはいつも蹄鉄を打ち変えるととたんに調子が良くなるので、代表に「期待して乗ります」と言ったところ、代表が「期待しすぎないほうがいい」と釘を刺されました。まあ、それもごもっともなんだけど。

グレイトの馬房に挨拶に行くと、ぐーちゃんはわたしの姿を認めてぱっと顔を上げます。それから、前肢をそろえて伸ばして、軽く伸びをしました。これ、若い馬はけっこうやるけど、ぐーちゃんくらい年寄りになると体が硬くなるせいか、あんまりやらない。というか、ぐーちゃんは運動前にそれをやることはほとんどありません。
なのにそれをやってみせたってことは、やっぱり調子がいいんじゃないかと思うんだけどなぁ。

12時から乗れるようにグレイトを馬装して、馬場に出ます。
常歩を始めてみると、そんなに調子が良いという感じもしないので、やっぱり代表の言うとおり期待しすぎちゃいかんわな。10分ほど常歩して、軽速歩に移行してみても、右トモがわずかについてこない感じがある。というか、馬場がグチャグチャで力がいるせいもあるだろうけど、なんか後肢だけ駈歩になりたがるような歩様です。

それが、20分も動かしていたらがぜん調子が良くなってきました。速歩の歩様の乱れが感じられなくなり、前に出しやすくなってきた。
調子に乗って駈歩を出してみると、これもまあ悪くない。駈歩から軽速歩にすると、[ほぐれたー!]という感じで、馬がすいすい前に出ます。これくらい前に出てくれると、わたしも手綱の感触に集中する余裕ができる。
ここのところ、グレイトの鞍傷のことを考えて軽速歩ばっかりやっていますが、この間までは軽速歩なんてまるでやらずに速歩ばっかりやっていたので、軽速歩の拳のバランスがわからなくなっているのが悩みどころでした。今日はまあ割と、テンションを一定にできているかな。

下馬してから鞍を外してみると、鞍傷からちょっと血が出ていました。前回、元馬主さんが作った座布団パッドを使ったときに、キズパワーパッドがこすれて中途半端にはがれたので、余計こすれやすくなったんだと思う。次回は鞍のほうに細工をしてみることにします(と言うか、もとからその予定だった)。
キズパワーパッドは3分の2くらいはがれたままくっついているので、はがしておこうと思ったんですが、はがそうとしたらぐーちゃんが大暴れし、馬繋場で飛び上がるほどの大騒ぎ。ちょっと触ろうとしただけで騒ぐので、痛くてやっているというよりは、前にイヤだったから騒いでる気がするけど。
仕方がないので、これは自然にはがれるのを待つことにします。

で、足もとだけ軽く洗い、乾くのを待つ間に馬房掃除。馬着を着せずに馬房に戻すと、ぐーちゃんは大喜びでごろんごろんしていました。
しばらくのんびりさせてから、寒くなる前に馬着を着せようと思ってもう一度馬繋場に出し、ブラシでオガを払ってやっていると、それを見ていたAさんが「ぐーちゃん、少し肉付き戻ってきたんじゃないですか?」と言います。
Aさんは先日の試合のときにも手伝いに来てくれた子なので、試合の前後でぐーちゃんの筋肉ががっくり落ちたのも知っているし、ぐーちゃんにも何度か乗っています。ぐーちゃんのことはちゃんと見ているし、ある意味ではわたしのひいき目よりも信用できるといえるかも。
夕方には、Tさんに「ぐーちゃん、調子悪いんですか?」と聞かれ(知らなかったけど、配馬表のグレイトの欄に休馬の印がついていたらしい)、「そんなことないよ」と答えると、「ですよね! さっきKYOKOさんが乗ってるとこ見てたら、いつもより調子良くなってると思ったんですよ、さくさく動いてたし」と言われました。
わたしは、自分ではすっごく調子いいじゃん! とは思ったものの、やっぱりママのひいき目かもしれないと思ったので、自分からは言わないようにしてたんです。それでも他人から見て「調子良さそう」と言われると、余計うれしいですね。

夕方、友達が「馬にさわりたい」と倶楽部に遊びに来て、リンゴをたくさん持ってきてくれたので、ぐーちゃんゴキゲンでした(笑)。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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