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(2009.10.30 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日もいつも通り、日の出乗馬倶楽部へ。到着して半自馬グレイトの鞍傷の様子を見、馬房を掃除します。
グレイトの鞍傷については、数日前に獣医が見てくれたそうで、鞍傷そのものはきちんとケアできているのでそこまで気にしなくても大丈夫とのこと。どちらかというと、それより後ろにできている小さなコブのような炎症のほうが痛いようだから、それが治るまではパッドなどでカバーして乗ったほうがいいということでした。あとは乗り方の問題です、とも。
要するにきちんとハミ受けさせて、きちんと動かして背中の筋肉を使わせるしかないわけです。それがちゃんとできているか、と言われると、自分のヘタクソさが恨めしいわけですけれども。

そんなわけで、今日はいつもの馬装に加え、ボアゼッケンの背中に穴が開いたものを重ねてみました。穴あきの部分をコブの位置に合わせると、正しい位置より少し後ろにつけることになりますが、とりあえずこれでやってみるか。
ところが、騎乗した瞬間に、グレイトが背中を気にする。見た目はむしろ先週よりいいようなのに、背中を気にするのですぐハミから逃げてしまいます。
20分ほど常歩で動かし、軽速歩。常歩だとなんとかハミ受けできますが、軽速歩だとわたしの拳が安定しないせいもあり、なかなか顎を譲ってくれません。
とりあえず2ポイントにして拳を馬の肩まで下げ、外方を持てば額は譲ってくれるのですが、体を起こして軽速歩にするとやっぱりハミから逃げる。うーん、なんだか先週より調子悪くなってるかなぁ。

そんなわけで、速歩も駈歩も2ポイントを中心にやりましたが、わたしは今まで馬場乗りしかやってこなかったので(軽速歩さえあまりやっていない)、座らずに乗るのがどうしても慣れない。乗っているだけならできますが、馬を前に出すとか動きを作るといったことは、やっぱり座らないと難しいよう。
時間なので下馬して、夕方また乗ることにしました。

クラブハウスで、N子先生に「ぐーちゃん重かった?」と聞かれたのですが、グレイトの肢さばきなんかは(一番ひどいときに比べると)悪くないと思ったので、「いえ」と答えると、先生は「ああ、背中か」と納得した様子。
すごい! 離れて見ていただけなのに、なんでわかるんだろ。「座るといちいち首が上がる感じでした」と訴えると、「そういうときの乗り方もあるんだけどねぇ…あんまり教えたくないんだ」と先生。馬の背中には優しいけど、乗り手にはヘンなクセがつきやすい乗り方ということみたいです(さわりだけ聞き出してみても、自分のレベルでそれをやればヘンな乗り方になるなあ、と容易に想像できる)。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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