(2008.1.13 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
で、中日は雨が上がったので日の出乗馬倶楽部へ。昨日の雨と今朝の寒さで馬場が凍っているかなと思いましたが、意外にも凍ってはいませんでした。ただ、かなり水が浮いてはいます。落馬したくないねぇ、これは。
通常のレッスン時間は(たぶん昨日天気が悪かったせいもあり)予約でいっぱいだったので、今日も昼休みに乗ることにしました。半自馬グレイトに早飼いをつけ、自分も準備をしていると、自馬会員のT医師がみえました。T先生も自馬のマロンに昼休みに乗られるようなので、2人で馬場を分け合うことにして、わたしは小さいほうの馬場へ。
午前中のレッスンがずれ込んだり、O先生がシュガーを乗り直したりしていたので、馬場が空いたのは12時15分過ぎ。グレイトといっしょに馬場に出たら、会員のTさんが補助に出てきてくれたので、腹帯を締め直してもらいました。
常歩で歩き出してみると、グレイトはわりと動きそうな気配。昨日も他の人が乗っているということなので、とくに張っているとかではなく、ほぐれているのかもな。
でもぐーちゃんはマロンのでかい動きが気になって仕方ないらしく、外を向いたまま歩いたり、耳がそっちに向きっぱなしだったりします。
最初の10分は常歩をして、ヘタなりに横運動を入れることにしていますが、やっぱりうまくできません。ぐーちゃんの調子は悪くないらしく、最近のなかでは割に右トモの遅れが気にならないほうですが、それでも左手前の巻き乗りをしたり、常歩を伸ばしたりすると出てくるな。
いいかげん常歩でガマンできなくなって、速歩に移行しようとしたら、グレイトが軽く反抗し、跳ねようとしました。駈歩で跳ねられるのはいつものこと(いや、わたしの乗りのモンダイで)だけど、速歩しようとしただけで反抗することはホントに珍しい。
速歩を出すと、何歩もいかないうちにまた跳ねようとします。拍車が入ったときの跳ね方とはどうも違うようで、後ろに蹴り出すのではなくてトモごと上にせり上がってくる感じで、もしかして馬が縮(つ)まるのを跳ねるのと勘違いしたかな？ と思ったくらい。馬場の同じ場所で跳ねることが多いし、もしかして物見かも。その場でジタバタしたのをムリヤリ座骨で前へ出すと、1歩だけ馬が上に上がってきた感じ。今のジタバタ、見ようによってはピアッフェっぽく見えなかったかな(笑)。
グレイトは他馬に後ろから併走されるのをすごく怖がるので(ってあんた、16年前は競走馬だったんだよね？)、隣の馬場のマロンの動きを見ながら常に対面する手前で動かします。
タイミングを見て駈歩してみると、まあやっぱり跳ねること。以前に比べて効く拍車をはくようにしたから仕方ないのですが、ぐーちゃんのほうも過敏になっているような気がする。跳ねてくる力を座骨で押し込んで前に出すと一応駈歩にはなるのですが、このやり方をするとわたしのほうも上体が動いてしまうので、駈歩の持続が難しい。
結局、左右とも2周くらいで駈歩をやめ、また速歩で動かすことにしました。
駈歩のあとの速歩は動かしやすくなるので、速歩で伸ばしてみることにしました。小さい馬場は起伏があるので、斜めに手前を換えると線上に上り・下りがあって、伸ばしたところでぐーちゃんがぱたっと止まってしまいます。方向転換し始めたところでは少し伸びてるのになぁ。
でもトモは少し入ってきたようで、なんだか馬の形も作れてきたみたい。…と思って蹄跡を真っ直ぐ行かせると、何かの拍子に右のハミを取らなくなり、横を向いてしまいます。上に逃げることはなくなったけど、こういう逃げ方はされるんだよなぁ。
手っ取り早くハミを取らせるために輪乗りにして腰内をしてみますが、それでもなかなか戻せない。もう少し前に出せば取るだろうと思い、軽速歩に。ふと思いついて、以前N子先生に教わったように1周だけ軽速歩の手前を反対にしてみました(立つ・座るをワザと逆にする)。馬もキツそうだけど、わたしもこの状態で馬を推すのはけっこうキツい。
これをやってから手前を戻すと、馬がホッとしたように前に出るんですが、ついでにハミもちゃんと取ってくれました。良かった良かった。
13時のレッスン開始が近づいてきたので、手綱を伸ばした常歩で歩かせ、次のレッスンの馬が出てきたので下馬。
グレイトを手入れしたあと、ちょっと草の生えているところに連れて行って草を食べさせました。草の生えているところはいくらでもあるのに、ぐーちゃんはわたしの足元に首を巻きつけるようにして草を食べています。立ったまま待っているのは寒いので、ぐーちゃんのたてがみにあごを乗せて暖を取っていたら、通りかかった会員仲間に「公然ワイセツ罪だよ、それ」と言われました。そ、そう？ 普通だけど。
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字：貸与馬、青字：自馬)
